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飲酒と生活習慣病の繋がり②

気温の変動がとても大きいですが、体調お変わりないでしょうか。

前回は、過度な飲飲酒が身体へどのような影響があるのか、また身体への負担が少ない飲酒量について説明させていただきました。

☟前回の内容を確認したい方はこちらをタップ☟
飲酒と生活習慣病の繋がり①

今回は、前回の内容を踏まえて正しいお酒の飲み方について紹介させていただきます。

正しいお酒の飲み方とは?

健康に楽しくお酒を楽しむためには正しいお酒の飲み方の知識を身につけ、守っていくことが大切です。

正しいお酒の飲み方とは、どのような飲み方なのか紹介します。

● すきっ腹で飲まない

空腹時にお酒を飲むと、胃が空っぽのためあっという間にアルコールが吸収されてしまいます。

これは悪酔いの原因にもなるため気を付けましょう。

また、空腹時の飲酒は胃の粘膜に直接ダメージを与える原因にもなります。

● ゆっくりと食事と一緒に

お酒を飲む方の中には、「お酒を飲む際は食事をしない。」という方もいます。

しかし、食事をとらない分お酒を多く飲むことになり体への負担が大きくなります。

お酒を飲む際には食事も一緒に行うことを習慣づけましょう。

● 休刊日を作る

毎日お酒を飲むと肝臓に負担がかかります。

また、肝臓だけでなく胃や腸などの消化器の粘膜も荒れる原因になります。

最低でも週に2日の休刊日を作りましょう。

● 強いお酒は薄めて飲みましょう

ウイスキーや焼酎など、アルコール度数が高いお酒は胃腸への刺激がとても強いです。

これは、国際がん研究機構(IARC)によっても証明されており、口の中や体内の粘膜を傷つけてしまうことで発がんしてしまうという報告もされています。

また、血中アルコール濃度が早く上昇するため酔いが回りやすく、肝臓への負担が高まります。

そのため、水などで薄めて飲むことを心がけましょう。

また、チェイサー(和らぎ水)は口の中をすっきりさせる効果と、アルコールによる胃への刺激を和らげる効果があります。

まとめ

今回は、「全国生活習慣予防月間」のテーマに合わせてお酒の健康的な付き合い方について紹介させていただきました。

お酒を飲むことは悪いことだけではなくいい面もあります。

しかし、飲み過ぎてしまうと自分自身の身体を大きく傷つけてしまいます。

また、過剰飲酒でつながる病気は飲酒の仕方を変えるだけでも発症を防ぐことが出来ます。

自分の身体を守るためにも、正しいお酒の飲み方をしっかりと習慣づけましょう!

厚生労働省では、アルコール量とアルコール分解時間を把握するツール「アルコールウォッチ」というものを掲載しています。

自身のアルコール摂取量の目安確認として活用してみてください!
アルコールウォッチ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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くろき・ひろクリニック 院内報「WAVE〜なみ〜」

参考文書:水と生きる SANTORY「適量ってどのくらい?」https://www.suntory.co.jp/arp/proper_quantitiy/