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糖質制限で合併症予防!①

寒い日が増え、冬になりつつありますね。

糖尿病の皆様には当たり前の糖質制限。

日頃から患者様をはじめ意識的に糖質制限に取り組んでいただいています。

ただ、12月~2月にかけてHbA1cが最も高くなってしまう時期といわれています。

これからの時期、クリスマスやお正月、忘年会や新年会などのイベントが多く、外食や飲酒の機会が増える方も多いのではないでしょうか。

今回は、イベントも楽しみながら冬の血糖値上昇を抑えるための糖質制限のポイントを3回にわけて紹介します!

まずは、血糖管理についての基礎から振り返ってみましょう!

カロリー制限=糖質制限って本当?

読んでくださっている方の中で、糖質制限というよりカロリー制限をしている方はいませんか。

実はカロリー制限をしたから糖質が制限されているとは限らないのです。

例えば、カロリー制限をしても糖質(炭水化物)の食べる量を制限しなければ血糖値の上昇を抑えることはできません。

逆に糖質(炭水化物)は制限しているが、脂質・たんぱく質はカロリーを気にせずに食べても血糖値の上昇には繋がりません。

ですが、極端に糖質(炭水化物)を制限し、代わりに脂質やたんぱく質を多く摂取すると脂質異常症腸内環境の乱れに繋がります。

そのため、極端な偏りのある食事ではなく、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる野菜きのこ海藻などの食物繊維を積極的に摂取し、バランスの摂れた食事を心がけることが大切です。

今回は、糖質制限の基礎について振り返ってみました。

糖質制限では何が大切か改めて確認できたのではないかと思います。

次回は、今回のことを踏まえ楽しい集まりの場、おいしい物をどのように食べていくべきか具体的に紹介します!

不慣れな文ではありますが、一人でも多くの方のお役に立てていれば幸いです!

次回も是非ご覧ください。

また、月に1回院内報ブログにて院内情報や季節に合わせたレシピもpdfにて掲載しております。

是非ご覧ください!