正確には重瞼術と言います。まぶたの中には瞼板という繊維性の組織があり、その上方には眼瞼挙筋、ミューラー筋という筋肉があります。この筋肉が収縮すると瞼板が上昇し、まぶたが上がり、眼が開くということになります。
瞼板と皮膚に何らかの癒着があれば、瞼板と一緒に皮膚が引き込まれ、二重のラインが現れます。この癒着が弱いと一重まぶたになると言うことです。逆に言うと二重を作るにはこの癒着を人工的に作れば良いということになります。その癒着を作るには糸で人工的な癒着を作る方法(埋没法)と、直接皮膚と瞼板の組織間の癒着を作る方法(切開法)があります。
1.埋没法
上まぶたに数カ所糸を通し、瞼板または挙筋癒着部と皮膚を縛って癒着を作る方法です。糸の結び目は皮膚の中に埋め込まれ(埋没され)、表面からは見えません。手術時間は両方で10分程度です。
埋没法の場合、二重のラインが薄くなった、とれたという場合には処置料(11,000円)での再手術を10年間(1年に3回まで)保証させて頂きます。
2.切開法
上まぶたを切開し、余分な脂肪や組織を切除し、皮膚と瞼板を直接縫合します。抜糸は5〜7日後です。
以下に利点欠点を示します。
埋没法 | 切開法 | |
利点 | 切らなくて良い | 取れにくい |
腫れが比較的少ない | くっきりした二重が可能 | |
ライン変更可能 | 同時に脂肪の除去も可能 | |
欠点 | やや取れやすい | 抜糸まで5〜7日かかる |
腫れがやや長い |
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