B型肝炎ウイルスは成人になってから感染すると、一過性の感染で終わることが多いですが、乳幼児期に感染すると持続感染(キャリア化)しやすくなります。キャリア化すると慢性肝炎を発症した後、気づかないうちに肝硬変や肝がんへと進行してしまいます。
比較的感染力が強く、ウイルスが含まれる血液に触れることなどにより感染してしまいます。
0歳時にワクチンを接種することで感染を予防することが大切です。
◎対象者
・満1歳未満(平成28年4月1日以降生まれ)
◎接種回数:3回
標準的なスケジュールは以下の通りです。
1回目:生後2ヵ月
2回目:生後3ヵ月
3回目:生後8ヵ月
接種スケジュールについては接種間隔について注意が必要です。
※1:接種1回目と2回目:27日あける
※2:接種1回目と3回目:139日あける
1歳を過ぎると自己負担となりますので、十分なスケジュール管理を行いましょう。