インフルエンザの流行する季節がやってきました。気温がグッと下がると空気も乾燥して感染も広がりやすくなります。比較的抵抗力の弱い高齢者や乳幼児などは重症化する例もありますので注意が必要です。特に、集団生活を行っているところでは、手洗いやマスク使用の徹底などによる予防に努めましょう。
▼北九州市が1月27日、「インフルエンザ警報」を発令しました。
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インフルエンザの感染経路
インフルエンザは、感染した患者のせきやくしゃみなどで飛び散ったつばと一緒に放出されたウイルスを吸い込んだりして感染することが主な感染経路と考えられています。吐き出されたウイルスがホコリとともに空気中に浮遊し、それを吸い込むことによって感染する可能性もあります。ウイルスが付着した物にさわり、その手で口や鼻、目の周りなどに触れると感染する可能性があります。
インフルエンザの予防法
インフルエンザはウイルスがいる空気を吸い込むだけでもうつるため、効果は限定されますが、帰宅後すぐの手洗いは大切です。もちろんうがいも欠かせません。
人ごみは避け、特に乾燥したところでは、空気中に飛び散ったウイルスが長時間生きているため、感染する確率も高くなります。
マスクは乾燥した空気から、のどや鼻の粘膜を守るのに役立ちます。加湿器などで空気の乾燥を防ぐことや部屋の換気も大切です。
インフルエンザの学校出席停止期間と登園の目安
【保育園・幼稚園における病気のときの登園のめやす】
発熱したあと5日を経過し、かつ、解熱したあと3日を経過したら。
【学校における出席停止期間の基準】
発症したあと5日経過し、かつ、解熱したあと2日を経過するまで。