①導入
「ベジタブルファースト」という言葉をご存知ですか? 近年、野菜から先に食べる食べ方ダイエットや、皆さんも診察中に、巳賀先生から「野菜を先に食べてくださいね」と言われますよね。じゃあ、何で野菜から先に食べたほうがいいのでしょうか?今回はその理由についてお話しようと思います。
②問いかけ
野菜を食べているときをイメージしてもらう。どんな感じで食べていますか? 次にお米を食べているときをイメージしてもらう。例えば、サラダを食べているときと、ごはんを食べているときでは何か違いがありませんか?
→ごはんはよく噛まないでも飲み込む事ができるが、野菜はよく噛まないと飲み込めない じゃあ、なんで野菜はよく噛まないと飲み込めないのか? その理由は、野菜に含まれる栄養素「食物繊維」にあり。
③説明
食物繊維の働きについて
- 腸の中で糖分や脂肪分の吸収を抑えたり、包みこんで排出する
→血糖値の上昇をゆっくりとするので膵臓への負担少ない 逆に炭水化物を最初に食べると一気に血糖値が上がるので膵臓への負担大 その他のメリット - よく噛むことで満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎ防止に繋がる
④確認
- 一日の野菜の目標量350g。一食の目安は生野菜なら両手一杯、加熱野菜なら片手分
- いも類、かぼちゃ、とうもろこしは炭水化物が多いので野菜とは思わないで →ポテトサラダ、マカロニサラダ、「サラダ」とつくけどほとんど炭水化物
⑤まとめ
今日からまずは野菜を先に食べるようにしよう。 野菜、きのこ類、海藻類でボリュームを増やして満腹感を!